本は世界の入り口
『図書館の神様』(瀬尾まいこ著)の登場人物、男子高校生 垣内君の
言葉に、こんな一節があります。
~「文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。
見ず知らずの女の人に恋することだってできる。自分の中のもの
を切り出してくることだってできる。とにかくそこにいながらに
して、たいていのことができてしまう。のび太はタイムマシーン
に乗って時代を超えて、どこでもドアで世界を回る。マゼランは
船で、ライト兄弟は飛行機で新しい世界に飛んでいく。僕は本を
開いてそれをする」~
読書は世界を広げる入り口です。本の中でいつでもあなたは主人公。
今年もたくさんの本を用意してお持ちしています。
(時津図書館 館長)